におい分析関連の国際シンポジウム

COVID-19 のパンデミックによる中断の後、嗅覚&エレクトロニック・ノーズの国際シンポジウム ISOEN 2022 (International Symposium on Olfaction and Electronic Nose) が、5/29~6/1にポルトガルのアヴェイロで開催されました。

ISOENは、エレクトロニック・ノーズ(E-Nose)を世界で最初に商品化し、この分野の科学的および技術的交流をさらに発展させた Alpha MOS(フランス)によって開始された国際シンポジウムです。生物医学から環境、材料工学、人工知能コミュニティまで、さまざまな工学分野の専門家が世界中から集い、機械の嗅覚と味覚のための次世代の電子機器を構築する方法について議論し、知識を交換します。最初のシンポジウムは 1994 年にAlpha MOSの所在するフランス南部の都市、トゥールーズで開催されました。以降、2年に一度、世界の異なる都市で開催されています。

ISOEN 2022では、世界 25 か国から 35 件の口頭発表と 69 件のポスター発表があったそうです。2009 年以来、Alpha MOS は、E-NoseまたはE-Tongueの最も優れた用途について、最優秀インダストリアルプレゼンテーションを表彰しています。ISOEN 2022では、IBM Research Europe (スイス)が受賞しました。過去には、日本のユーザーである東京アライドコーヒーロースターズ様(ISOEN 2015、フランス)、⼩⾖島ヘルシーランド様(ISOEN 2019、カナダ)が受賞しています。

別の国際シンポジウムですが、NOSE2022(8th International Conference on ENVIRONMENTAL ODOUR MONITORING & CONTROL)が、9/11-14にイタリアのタオルミーナで開催されます。こちらは環境中の臭気の監視・制御が主題のシンポジウムです。Alpha MOSの創設者である Dr. Jean-Christophe MIFSUDが設立したEllona社(環境IoTセンサーシステムのメーカー)は、ISOEN 2022のスポンサーでもありますが、このNOSE2022でもスポンサーであり、プレゼンテーションも積極的に行う予定とのことです。

国際シンポジウムでの発表は他の企業や研究者との出会いもあります。そろそろ日本からの参加者数が戻ることを期待したいです。


ISOEN 2022 conference history:
https://www.isoen2022.org/history-2/

NOSE2022:
https://www.aidic.it/nose2022/