スプレー醤油 vs 醤油差し 

先日、朝の情報番組「ZIP!」(日本テレビ)にて、スプレー醤油の紹介がありました。醤油差しから垂らしてかける醤油より、スプレー式であれば少ない量で、万遍なく食品に行きわたるよう。

被験者での実験では、通常の醤油差しから醤油を垂らした焼き魚とスプレー式で醤油をかけた焼き魚を食べ比べたら、スプレー醤油だと通常の醤油差しの3分の1の量ですむことが判明。そこで、科学的な測定のお手伝いをしたのが、ソフトイオン化質量分析計「FlavorSense」。これは、香気成分の変化をリアルタイムで測定できます。

同じ量の醤油をそれぞれビーカー内にかけてみると、スプレー醤油の香りの立ち上がりの強さがはっきり!

「香りを強く感じると、味自体を濃く感じる」との東京農業大学 食品香粧学科の佐藤教授のコメントもあり、番組出演者たちも納得。

さて、その話題となったスプレー醤油、早速ネットで購入・・なんて思ったら、すでに品薄状態に。できるだけ量を減らして塩分控えめに、それでいて美味しく!という健康志向は、やっぱり多くの方の関心事のようです。

ただし、スプレー噴霧のとき、周りに飛び散らさないように注意しましょう!